7セグメントLED ATギアモニタ


BFM移植後、SS表示窓に現在のATのギアを表示するというDIYは、随分昔に完成してました。詳しくはこちらのインプレをご覧ください→こちら
今度はこれを応用?して、BH、BEのBFM非装着車、またはBD,BGなどのAT車等でも現在のATギアを表示させる手段を考えました。BFMのSS表示窓にあたる部分を、市販の7セグメントLEDを使用し、現在のATギアを表示させるものです。回路自体は、BFM用とは異なります(その分部品も多くなります)。
とりあえず試作第1号を作成し、BG5C GT-Bにお乗りのロビンさんに装着してもらいました。評判は上々。やっぱり現在のギアが表示されるのは、見ていておもしろいものです。アダプティブ制御がどんなものかが手にとるようにわかります。
下にBG5C GT-B ATにお乗りのロビンさんの装着例をあげさせてもらいます。

左の画像は、僕の試作品を装着したロビンさんのレガシィです。メーターパネルをLEDのサイズに切り抜き、スモークのアクリル板でカバーして、裏側にLEDを固定しています。メーター部に埋め込むというのは、かなりDIY度が高いですが、元からあったように素晴らしい収まり具合です。ここまでするのには、自分で工夫する必要がありますが、僕のコンセプトはまさにこれです。ここまでしなくても、自分の見やすい位置に設置するだけでも十分インパクトはあります。

注:メーター埋め込み方法に関してはロビンさんに質問はしないでください。あくまで参考でお願いします。


BFM装着SSAT車でも、普段Dで走っている時、「今ATが何速はいってんのかな?」って思うことありません?確かにSSATでSSモードに入れるとギア表示可能になりますが、自分でシフトアップ・ダウンしないといけないですよね。ながら運転でギア表示が見れればいいと思いませんか?
またシートポジションの関係や、ステアリング交換でメーター内のSS表示が見えにくくなったという方もおられました。
PIVOTからATギアモニタなるものは売られていますが(現在はもう売られてないようです)、60ファイのメーターに7セグLEDが一つ入っているだけで、60ファイというのは、でかいので置き場所にも困ると・・・・自作したこの回路だと、かなり小さいので(LEDは大体2cm×1cmくらい)、どこにでも埋め込めます。



下に回路の全体図を載せます。画像をクリックすると別窓で800×600で拡大します。
何度か作っているうちに洗練されてきました(笑)

@ 回路全体図(表面)修正版

回路全体画像(表面)です。構成部品は、IC3個と、7セグメントLED1個です。全体はこんなかんじになります。基板から、LEDまでは配線が延びていて、このLEDの部分だけを好きなところに埋め込めるようにするコンセプトです。
基板のサイズはだいたい6cm×4cmくらいです。
一番最新のバージョンに画像を変更しました。試作品から比較すると随分と洗練された配置と配線になりました(笑)
基板とLEDの間のケーブルは45cmとしています。メーターまわりに配置するのであれば、これくらいの長さがあれば十分届きます。もし延長する場合は、1本1本切断して延長すればOKです。くれぐれも一気に切断して配線順番は間違わないでくださいね(^^)
A 回路全体図(裏面)修正版

結構配線がめんどくさいんです(^^;
こんなかんじで配線してます。これも最新バージョンの画像に変更しています。効率のいい配線方法にしてあるので、試作品と比べて随分とシンプルになっています。
B実際に点灯してみたところ修正版

こんなかんじで点灯します。このままだとちょっと眩しいかもしれませんね。光っていないところにも光が漏れているので、コントラストが良くないです。
LEDの周りは灰色となっており、LEDは非点灯時は乳白色です。
このほうが、従来使用していたまわりが黒色でLEDの非点灯時色が赤色というのよりも、通常時のコントラストは高いと思います。
C コントラストをあげるため・・・

LEDのコントラスト(光ってるところと光っていないところの差)を上げる為、LEDの前にスモークのアクリル板などを持ってくると、見栄えがいいかもしれません。
一例としては、光軸調整SW横のダミーSW部を使用して、まずこのLEDの大きさに穴を開けます。そこにぴったりとこのスモークのアクリル板をはめ込んで、裏にこのLEDを固定します。するとコントラスト抜群のコンパクトなATギアモニタが完成するはずです。
D スモークのアクリル板を通すと・・・

こんなかんじになって、コントラストが向上し、ちょうどいいかんじの明るさになります。まあたいてい7セグLEDはこうやって使うのですが・・・・


現在最新のバージョンです。遂にプリント基板化しました!
とはいっても、僕が作ったのじゃないです(笑)
僕の会社の先輩が、自分の趣味の一環として自作ホーム用DAC(D/Aコンバーター)を作る為に自作プリント基板を作る必要がありました。すんごい高価な部品を組み合わせて(部品代だけで10万円オーバー!)、自分の納得する物を作るそうです。メーカーが売っている後付け社外DACってのは20〜30万円はざらだそうです。そのクラスに使われている部品を使うそうです。
そのプリント基板製作の練習台として、このATギアモニタが選ばれました(^^)
かなり綺麗に仕上がってます。先輩に制作費+技術料を払っても僕もこっちのほうがいいです。基板製作自体は結構面倒くさいみたいですが(だから僕はやらなかったのですが・・・)、仕上がり、信頼性をとるとやはりプリント基板ですね。とはいっても、製作時の信頼性(一発で動くか)ってことで、従来品も発送する段階ではきっちり動いていますよ、もちろん。
普段仕事でCADを使って基板を書いていますが、CADデータを基板メーカーに渡せばできてくるので、実際に自分で作るってのは結構大変なことかもしれません。
いずれ、ターボインジゲーターや、BFM用のSS表示ギアモニタとかもこっちに移行したいと考えてます。(今度は自分でやってみようかな?)
下に回路の全体図を載せます。画像をクリックすると別窓で800×600で拡大します。
2002年末に発送したものから、このバージョンになります。今後はたぶんこっちになっていくと思います(笑)

@ プリント基板のもと

これがプリント基板のもとです。OHPフィルムなどに基板パターン(配線パターン)を印刷したのを用意して、これに重ねて紫外線にあてるのかな?んで感光したのを現像液につけて・・・ってかんじでやっていくと出来上がるみたいです。
A できあがったプリント基板回路全体図(裏面)

こんなかんじでです。上記プリント基板の元から9個取れます。
うーん、美しい基板パターンです(僕が作ったんじゃないけど)(^^)
回路自体の配線は、部品とジャンパ線(配線パターンをジャンプさせる)で終了です。あとは7セグLEDの部分を作って、この基板と接続すれば完了です。
今回(2003年1月)は、27セット(9個×3枚=27セット)作ってもらいました。
これでしばらくは、供給も持つと思います。
B できあがったプリント基板回路全体図(表面)

回路全体画像(表面)です。こちらから部品を挿して行きます。もちろん元々の基板には穴が空いていませんので、ICや抵抗などの足の径にあわせて、ドリルで穴を空けなければいけません。このへんが面倒くさいところでもあります。僕が作ってないけど・・・(爆)
C 回路全体図(表面)

ぱっと見たかんじの回路全体画像(表面)です。構成部品は、IC3個と、7セグメントLED1個、抵抗10個くらいと、あとはコンデンサです。表面から見ると非常にシンプルでまるで製品のようです(^^)
D 回路基板(表面)のアップ

回路基板(表面)のアップです。綺麗にまとまっていますよね〜(^^)
E 回路基板(裏面)のアップ

回路基板(裏面)のアップです。こんなかんじで表面から部品を挿して裏側からハンダ付けすることで完成します。ただ配線パターン剥き出しですので、絶縁は絶対条件です。




実際に作って装着された方の作品例です。
装着例はこちらです


とまあ、こんなかんじのキットです。
入出力はこんなかんじです。

入力線 出力線
シフトソレノイドA線 7セグメントLED(基板とは接続済み)
シフトソレノイドB線  
ACC  
GND  



・BE、BH(ターボエンジン系-VTD-4WD)への取り付け


@ ATコントロールユニットの位置

ATコントロールユニットは、運転席側のブレーキペダルとフットレストの中間の位置の真上にあります。画像の中の四角い銀色の箱です。ECUよりは少し小さいくらいです。ここにアクセスするためには、仰向けになって頭を突っ込まないといけません。なのでちょっと背中が痛いかも・・・(^^)
A ATシフトソレノイド線の位置

画像の通り、ATコントロールユニットには、B54〜B56までのコネクタがささっています。B54コネクタが白色、B55コネクタが灰色、B56コネクタが緑色です。
シフトソレノイド線は、B54コネクタにあります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
B B54コネクタのピン配置

Aの画像でATコントロールユニットの天板(RFと書いてあるシールが貼ってある側)を上に見て、コネクタを後ろ側(配線のあるほう)から見たB54コネクタのピン配置です。シフトソレノイド1がB54コネクタ21ピン(青に赤のストライプ)、シフトソレノイド2がB54コネクタ5ピン(赤に白のストライプ)となってます。これら2本の線にエレクトロタップをかませて、引き出します。
  1速 2速 3速 4速
シフトソレノイド1 H L L H
シフトソレノイド2 H H L L
C シフトソレノイドの動き

ATシフトソレノイドの動きは、左表のようになります。H=12V、L=0Vという意味です。


・BE、BH(NA系 BH9、BE5 RSなど)への取り付け


1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
B54コネクタのピン配置

エンジン形式によっては、ターボ系ATコントロールユニットにあるB56コネクタが無いものもあります。B54コネクタはありますが、ピン配置が違います。BE・BHの2500ccNA、2000ccNAエンジン車は、左表のとおりになります。(ごっささん、八戸さんの情報です)これらの車種は、B56(緑色)のコネクタがありません。場所を探す時に注意が必要です。ATコントロールユニットの位置は同じですよ。もちろん(^^)


取り付けですが、2本のATシフトソレノイド線に、エレクトロタップをかまして、キットから出ているソレノイド線をつなぎます。あとはACCとGNDをとれば動作します。
配線したときに、シフトソレノイド1と2の線を間違えて逆に配線した場合、2速と4速の表示が反対になります。
なので、その場合は、ソレノイド線を入れ替えてください。
シフトソレノイドの線には、キット側にダイオードを直列にいれています。

基板の裏面は画像のとおり、配線剥き出しです。プラスティックのケース等に格納するか、ビニテで保護するかして、
念のため絶縁しておいてください。
ただ基板の画像で一つだけ縦になっているICがありますが、これはLEDを電流駆動させるICでもあるので、
動作中は結構あつくなります。このICの表面だけは覆わないようにしてください。

P、R、N時でもATコントロールユニットは、1速の信号を出力します。なので走り出すまではどのシフトポジションでも、LEDには「1」と表示されます。また2速から3速にアップする時は、一旦1速の表示を示します。これはATの変速ショックをすくなくする為の制御だそうです。
またSNOW HOLDモードにすると、停止時は2速表示になります。



・BD、BGなどその他車種への取り付け

この回路は、ATシフトソレノイドが下記の動きをする車両を対象にしています。
BD、BGのAT車はこれに該当します。BC、BFは未確認です。
とはいってもATコントロールが、下記組み合わせであれば、問題なくいくと思います。
(多分スバル車は、ほとんどが一緒だとは思います)
この組み合わせは、該当車種の整備書のATミッションの項目に書かれてあると思います。
なのでディーラーで聞けば大丈夫だと思います。


  1速 2速 3速 4速
シフトソレノイド1 H L L H
シフトソレノイド2 H H L L


下に、これまでの動作確認車種をあげます。これは僕に製作依頼をされた方の内訳なので、
ここに書いてないからといって対応していないというわけではないです。
BH/BEのCtype以降は、AT-ECUが改良されています(制御が細かくなっている)。
そのためかどうか解りませんが、Ctype以降は、1速から2速に上がる時に一瞬3が表示される場合があります。全くでない車種もあるので、なんとも言いがたいですが、発生した車両はすべてCtype以降でした。
また、走行中からの停止するまでには、A.Btypeは、4→3→1と2速を飛び越して1速に落ちますが、Ctype以降は、4→3→2→1と3速と1速の間に2速が入る場合があるそうです。その際に、ギアモニタだと2を表示しない場合があるそうです。シフト切り替えのタイミングだと思うのですが、なにぶんAtypeのましゃ号だと解析しようのないのが現実です。とはいっても、このATギアモニタは「Dレンジで今何速入ってるの?」を知るためのものですので、完全にシフトパターンをトレースすることまでは考慮していません。そんなにシビアにならなくても今何速?ってのがわかればいいかなと思っていますので(^^)


動作確認車種 取り付け 備考
レガシィ系(ワゴン系)
BH5A GT-B HPどおり 特に問題なし
BH5A GT-VDC 同上 特に問題なし
BH9A 250T-B 同上 特に問題なし
BH5B GT-B
E-tune
同上 特に問題なし
BH5B GT-VDC 同上 特に問題なし
BH5C GT-B
E-tune
同上 AT-ECU変更の為、1⇔2速表示で一瞬3が表示される場合あり
(全くでない場合もある)
BH5D GT-B
E-tuneU
同上 AT-ECU変更の為、1⇔2速表示で一瞬3が表示される場合あり
(全くでない場合もある)
BH5D GT 同上 AT-ECU変更の為、1⇔2速表示で一瞬3が表示される場合あり
(全くでない場合もある)
BG5A GT 各自で参照のこと AT-ECUはBH/BE同様別ユニットとなる。動作は問題なし
BG5B GT-B 各自で参照のこと AT-ECUはエンジンECUと一体化されてある。動作は問題なし
BG5C GT-B 各自で参照のこと AT-ECUはエンジンECUと一体化されてある。動作は問題なし
レガシィ系(セダン系)
BE5A RS HPどおり 特に問題なし
BE5C RSK 同上 AT-ECU変更の為、1⇔2速表示で一瞬3が表示される場合あり
(全くでない場合もある)
BE5D RSK 同上 AT-ECU変更の為、1⇔2速表示で一瞬3が表示される場合あり
(全くでない場合もある)
フォレスター
SF5D STiU 各自で参照のこと AT-ECUはBH/BE同様別ユニットとなる。動作は問題なし
アルシオーネSVX 各自で参照のこと 動作実績4台
日産車
Z32 各自で参照のこと 動作実績2台
R32 各自で参照のこと 動作実績1台
Y33レパード 各自で参照のこと 動作実績3台


自分で作れるよ〜というかたは、それでかまいませんが、「そんなの作れない!けどどうしても欲しい」という方もおられると思います。そういう方の為に製作代行も受け付けています。以下製作代行の条件です。


(製作代行条件)
1.自分で取り付けが出来る人。(線を4本つなぐだけなので簡単DIYだとは思います・・・)

2.自分の車のATコントロールユニットがどこにあるか、ディーラー等で聞ける人もしくは分かっている人

3.ATコントロールユニットのシフトソレノイドA,B線がどれか分かる人

4.発送前には、必ず動作確認をしています。もし装着の際に壊した場合は、有償修理とする。
(発送完了のメールの内容をよくお読みください)

5.この回路の装着にあたっては、すべてにおいて自己責任とします。万が一装着したことにより不具合が生じたとしても当方は関知しません。

6.この回路を模倣して、商売しないでください(一応僕が考案したものなので)。特にヤフオク等で。
(つまりは、この回路を買って、それを模倣(コピー)してヤフオクに流したり、もういらなくなったからといって他人に譲渡(金銭目的で)しない。)


以下製作代行の条件です。
キットの価格は送料込みで7000円です。

部品代のこともありますが、非常に手間がかかる作業ですので。
(出来上がったユニットを見てもらえばわかりますが、かなり細かい作業です)


2007年現在、プリント基板の在庫が切れていますので、手配線での作成になります。
機能的には全く同じです。こちらのほうが当然時間はかかります(笑)
HPにも載せているものと同等です。

尚、現在使用しているLEDは、HPに載せているよりも若干大きく、18mm×12mm(縦×横)となっています。
こちらのほうが、大きくて見やすいという理由からです。


以下製作・振込みに関しての詳細です。

流れとしましては、物ができあがる目処が立った時点で、一度ご連絡します。
その時に、振込口座をお教えしますので、そこにキット代7000円をあわせてお振込みください。
キットは、エアキャップでくるみ普通郵便で発送します。
製作依頼→製作開始→発送と一気にやるわけでなくバックオーダーがたまったら複数一気に作るというかんじですので、もし製作代行を依頼される場合は、時間的に余裕を持って依頼してください。

以上の条件を守ってくれる方で「どうしても欲しい。作ってくれ」という方はDMで。
メールは→こちら




が、
「自分で作りたいんだけどこの回路の仕組みはどうなってるの?」等の質問にはお答えかねます。
以前、この7セグメントLED使用のATギアモニタ回路の試作品を作る前に、僕にDMを連発してこられた方がいて、
結局、回路図まで書かされました。それで終わればよかったのですが、
「回路が上手く動きません。どうしたらいいでしょうか?」みたいな質問までされて・・・・
「そんなの知らんよ」ってかんじですよね?ほとほと疲れました。
その後上手くいったと思ったら、連絡はぷっつり。いろんな人に、さも自分が作ったぞみたいなかんじで布教して・・・
それ自体は別にどうってことないのですが、あのDM攻撃にはほんとまいりました。
なので、DMでの回路についての質問にはお答えしません。
自分で作ろうと思われている方であれば、これくらいの回路は簡単に作成できてしまいます。
そこをご理解ください。


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